住宅展示場に行けば家づくりの不安が解消!トラブル回避にも
公開:2024.06.27 更新:2024.06.27埼玉で平屋の建築をするなら、住宅展示場を訪れるとトラブルの回避や不安の解消に繋がるかもしれません。
住宅展示場には複数のハウスメーカーによってさまざまなモデルハウスが建てられています。実際のモデルハウスを見学することで、住宅設備や間取り、使い勝手を直接体験できるのです。
また、住宅展示場に訪れることは、自分のライフスタイルや希望に合った家づくりのイメージを具体化し、信頼できる担当者と出会うチャンスでもあります。
目次
建築費が上昇している!住宅購入はなるべく早めに
近年、建設費の高騰が続いており、今後もさらに上昇する可能性があります。建築費の上昇による影響をなるべく受けないためには、早めの住宅購入がよいかもしれません。
◇建築費が上昇している理由
建築費の上昇は、2020年の新型コロナの影響で、生産や流通が停滞したことが一因です。日本では輸入建材の調達が困難となり、価格が大幅に上昇しています。インフレや円安に加えて、2022年2月に始まったウクライナ紛争によりロシアからの木材輸入が停止しています。現在も中東のイスラエルとパレスチナ間の紛争が続いており、これが長期化するとさらに上昇すると考えられます。
また、2024年4月から働き方改革の一環により、大工や職人の残業が制限されます。それに加えて作業員の高齢化も深刻な問題となっており、建築費がさらに上昇する見込みです。
また、運送業でも残業規制が始まり、ドライバー不足による配送遅延や人件費の上昇が懸念され、運送コストの上昇が建築費をさらに押し上げる可能性があります。
◇住宅購入は早めが良い
建築費上昇の要因は世界各国の紛争、インフレや為替レートの変動、働き方改革、人件費の高騰など多岐に渡り、簡単には解決できないと考えられます。
建築費は今後も上がる可能性が高いため、埼玉で平屋の建築を考えているなら、早めに決断するとよいでしょう。
家づくりでよくある不安やトラブルは?
画像出典:フォトAC
家づくりは、人生の中でも非常に大きな決断であるため、家づくりを進めることに不安を抱く方が増えています。
◇理想が実現できるかわからない
自分たちのライフスタイルに合った間取りやデザインにしたい、希望通りの仕上がりになってほしいと誰もが思います。マイホームを購入するなら、自分の好みや希望を反映させた家が欲しいと思うのは当然です。しかし、実際に住んでみたときの住み心地について具体的にイメージできないと、不安を感じてしまう方も多いです。
また、知人の紹介などを理由に、施工会社を安易に選ぶとハウスメーカーのデザイン自由度の低さにがっかりしたり、自分の意向を伝えにくかったりする場合もあります。
◇担当者が信頼できない
施工会社の中には、良い選択肢だとは言えないような悪徳業者も存在します。また、「契約を急かす」「施主の意見を反映しない・覚えていない」「予算オーバーのときに適切なアドバイスしてくれない」など、施工業者の営業担当者と接しているうちに、不信感を覚えることもあります。
住宅展示場に行けば自分の目で確認できる!
マイホームを建てる前にハウスメーカーの比較や家づくりの勉強ができる場所といえば、住宅展示場です。住宅展示場には各ハウスメーカーの営業担当者が常駐しているので、住宅購入を検討している方には家づくりの参考になるでしょう。住宅購入の前に住宅展示場に行くことで、さまざまなトラブルや不安の解消に繋がります。
◇モデルハウスの見学
住宅展示場には、実際に施工会社が建てたモデルハウスがあります。住宅展示場は誰でも無料で見学でき、常駐している営業担当者と相談しながら、家づくりのイメージを具体化して見ることできる場所です。
ハウスメーカー側も、自社を知ってもらうことを大切にしており、できるだけ多くの方に知ってもらえるように、気軽に見学できるようにしているのです。
◇担当者の知識やヒアリング力を確認する
注文住宅を建てる際に重要なのは、知識とサポート力のある担当者を見つけることです。家づくりでは、担当者が施主の要望を丁寧にヒアリングし、それを実現する力量が完成度を左右するといっても過言ではありません。
住宅展示場のモデルハウスなどで説明を受ける際には、会社の信頼性だけでなく、担当者のヒアリング力や提案力も確認しましょう。
住宅展示場の見学が納得の家づくりに繋がる
住宅展示場には複数のハウスメーカーのモデルハウスがあり、理想の家のイメージを掴むには最適な場所です。
◇複数社まとめて比較できる
住宅展示場には複数のハウスメーカーのモデルハウスが建っており、各社の特徴や強みを1度に比較できるのが住宅展示場を見学する大きな利点です。
また、展示場では各社のカタログや資料が豊富に用意されており、自由に持ち帰ることができるので、効率的な情報収集が可能です。
◇家づくりの勉強になる
モデルハウスにはハウスメーカーの工夫が詰まっており、最新の住宅設備や間取り、動線計画などカタログやホームページではわからない使い心地を実際に体感できます。
さらに、複数のハウスメーカーのモデルハウスを見学することで、自分の家づくりで重視するポイントを見極められ、新たな発見やアイデアも得られるかもしれません。
◇信頼できる担当者を見つけやすい
国土交通省による「令和元年度住宅市場動向調査報告書」では、施工会社を見つける方法として、住宅展示場を活用した方が52.5%と最も多いです。
住宅展示場ではハウスメーカーの営業担当者が常駐しており、プロの話を直接聞くことができます。実際に担当者から説明を受けたり、質問ができたりするため、信頼できる担当者や見つけやすいのです。
近年、建築費の高騰が続き、今後もさらなる上昇が懸念されています。この背景として挙げられるのは、新型コロナウイルスの影響での生産・流通の停滞や、輸入建材の価格高騰です。今後も価格の高騰が予想されるため、住宅を購入する際は早めの決断が重要です。
トラブルや不安のない家づくりをするためには、住宅展示場で各社のモデルハウスを見学し、自分の理想に近い施工会社と信頼できる担当者を見つけることが推奨されます。